試乗の際のチェックポイント

規模が大きなディーラーには必ず旬なモデルの試乗車というものが置かれています。

データや写真だけで車を買うのではなく、実際に乗ってみてから選んでくださいということで用意されているものですので、これが多く用意されている車はその自動車メーカーが自信を持って販売しているという証拠にもなります。

特に力を入れている車では、サーキットなどを貸し切って走行会に様な大々的な試乗会などを開くこともあり、ここ最近では一つのイベントとして扱われるようになりました。

さてこの試乗車ですが、前もってディーラーに連絡をして予約を入れておけば基本的に誰でも運転することができます。

稀にその試乗車がディーラーの持ち回りになっていることがあるので早めにそういった情報を仕入れておく方がいいでしょう。

試乗車に乗るとなると急いで乗り込んで運転したくなるものですが、その前にまずはドアを開けたり、トランクやリヤハッチなどを開けて、日常の使い方に近い形でシミュレーションをすることが必要です。

車を買って、走りなどは全く問題はないのですが、ハッチの開き方によって荷物の積み下ろしが自宅ガレージではやりずらいとか、寸法的にガレージに入れたら乗り降りがしにくくなってしまうという問題が出てくることがありますが、試乗車でどのようなハッチの開き方をするのか、どのくらいドアを開ければ乗り降りできるのかなどを確認しておきましょう。

実際に道路に出て運転し始めてもただ単に営業マンのセールストークを聞きながらのドライブではなく、自分が求めている走りや条件を遠慮なく試してみましょう。

たとえば普段は家族を乗せて、街中を低速域で走ることが多い方は、信号からのゴーストップを行いどれだけスムーズにスタートすることができるか、定速走行時に音や振動はどうかなどを試すといいでしょう。

逆に車に走行性能を求める方であれば、安全運転の範囲内でスタートダッシュや加速、ちょっと急なコーナーリングなどを行い、パワーや足回りの感覚などを試しておきましょう。

あとどんな場合でも試してほしいのが、ボディの音を聞くこと。

日本の車は全体的にボディ剛性が甘く、新車状態でもあちらこちらからギシギシ、キュッキュッなどという音が聞こえることがあるので、こういった車はボディ剛性が弱い設計がされているので走行距離が進むにつれてその音が激しくなるということが想定されるのです。

一番音を聞きやすいのが、歩道に乗り上げたりした時で、できればそういったときだけ営業マンに黙ってもらって耳を研ぎ澄ませながら段差を乗り上げてみましょう。

それと運転席でのスイッチの使い勝手やレバーなどの位置も確認しておきましょう。

使い勝手の悪い車ほど乗っていてイライラすることになりますのでとても重要だと思います。